フランス語であることから、フランスが発祥と思われがちなクレームブリュレ。実はその生まれについては、スペインやイギリスなど諸説あります。今や日本だけでなく、世界中で愛されるクレームブリュレ…。今回は、イギリスのお隣りアイルランドからレポートをお届けします。
首都ダブリンよりクレームブリュレ愛を込めて
ブリュレマニアの皆さん、はじめまして。アイルランドの首都・ダブリンに語学留学中の神崎美涼です。皆さんにとってアイルランドはどんなイメージでしょうか?世界のクレームブリュレ巡りの記念すべき1回目として、なかなか日本ではなじみのないアイルランドのブリュレ事情をお送りしたいと思います!
留学先のアイルランドの首都ダブリンで暮らし始めて、そろそろ10ヶ月。コロナ規制もようやく緩やかになって、友人たちと出かける機会も増えてきました。大好きなクレームブリュレを求めて、ダブリンツアーのスタートです。その前に、ちょっとだけアイルランドの国や文化を紹介しちゃいます。
アイルランドって、どんな国?
北大西洋のアイルランド島の大部分を国土とした島国で、イギリスの西隣。日本との時差は9時間、3月下旬〜10月下旬はサマータイムなので8時間です。大きさは北海道とほぼ同じ面積。人口は、500万人くらい。調べてみると、千葉県の人口と同じくらいだそうです。
アイルランドは緑が多く、街の真ん中にも大きな公園があったりと、自然が豊かでリラックスできる国というのが、私の第一印象でした。
ダブリンはアイルランドの首都ですが、街全体がコンパクト。東京のような大都会とは全く違います。買い物をするにも、主要観光スポットにも歩いて行ける、そんな街です。
アイリッシュ(アイルランド人)の印象は?と聞かれれば、「人懐っこくて、フレンドリー」。ただ、昼間っからパブでお酒飲んでる人の多さに驚かされました。ギネスビール発祥の地だし、アイリッシュウィスキーも有名とのことで…納得です。
物価は少し高め。ただ、ランチはリーズナブルなお店が多いし、テイクアウトも多いので、学生の私でもそれなりにおいしいものを食べることができます。
アイルランドのスイーツ事情は?
ジェラートやアイスクリームを食べながら歩く人をよく見かけます。ホストファミリーの家では冷凍庫にアイスクリームがストックされていて、冬でも夕食後よく食べていました。それから自宅でのティータイムには、紅茶と一緒に必ずクッキーかチョコレートが出てきます。そのためかスーパーに行くとクッキーやチョコレートのバリエーションが豊富です。パブやレストランにもスイーツはメニューにありますが、ほとんどの人が昼間からお酒を楽しんでいます。