首都ダブリンの中心地のフレンチレストラン
クレームブリュレを食べられるお店を探してみると、フレンチレストランでデザートとしてメニューに載っていました。さっそく、アイリッシュのお友達を誘って行ってきました。
訪ねたお店は観光名所であるダブリン城のすぐ近く、レトロでヨーロッパ の雰囲気が漂う街の一角にあるフレンチレストラン「Chez Max(シェィ マックス)」。遅めの午後ということもあって、ほとんどのお客さんはお酒を飲みながらステーキやスープなどを注文していました。
とろとろアパレイユの王道クレームブリュレ
運ばれてきたクレームブリュレは、まさに王道。表面を覆うパリパリに焦げたカラメルをスプーンで割ると、ムース状のアパレイユが。甘さは、しつこくないけど、濃厚な味です。
冬でも雪が降らず湿度が高いため、牧草が枯れず「エメラルド・グリーン・アイランド」とも呼ばれるアイルランド。高品質の牛乳が生産されることから、きっとアパレイユの素材が良いのだと思います。ダブリン初のクレームブリュレは、期待以上に大満足でした。
面白かったのは、一緒に行ったアイリッシュのお友達の反応。彼女にとって初めてのクレームブリュレだったようで、感動していました。ネットでレシピを調べ、おうちで作ると言っていました。
今回訪ねた「Chez Max」は、現地でも比較的リーズナブルなフレンチレストラン。クレームブリュレの価格は€4,50(税込、日本円換算で585円)でした。
リフィー川をのぞむフレンチレストラン
2つめのクレームブリュレを求め、街中のカフェを探してみましたが…。残念ながら、なかなか見つかりませんでした。そこで、クレームブリュレについて調べてみると、「フランス発祥のデザート」とも言われているらしいので、再びフレンチレストランを探してみました。
2軒目は「PHX Bistro(ピーエイチエックス ビストロ)」。ダブリン市内を通るリフィー川の川沿いにある小さなフレンチレストランです。
リフィー(Liffey)とはアイルランド語で「生命」を意味し、アイルランドゆかりの作家やアーティストの作品にもたびたび登場しているようです。
落ち着いた雰囲気のお店は一見カフェにも見え、入りやすい印象でした。ホールスタッフさんが凄くフレンドリーで対応はとても良く、オーダーやお皿を下げる時もベストなタイミングで対応してくれました。
ふわふわアパレイユのクレームブリュレ
今回は、メインがチキンのサラダのコースメニューを選び、デザートにクレームブリュレを注文しました。
こんがり焼けたクレームブリュレの表面はスプーンで簡単に割れ、中のアパレイユはたまごのようにふわふわ。口に入れた瞬間、アパレイユとパリパリのカラメルが、口の中で一緒に溶けてゆく感じ。しつこくない甘さで濃厚でクリーミーな口当たりと、たまごの風味が際立つ優しい味のクレームブリュレでした。お値段は少し高めで€6.95(税込、日本円換算で903円)でした。